2016/11/19



いわきの空から、、。

過去から現在、この場所から、人それぞれの様々な営みの記憶に繋げる、、。忘却の彼方に浮かぶ面影は、私自身でもあり、また他者であるのかもしれない。時空を超えて現れる者達が重なり、歴史が繰り返される事の意味を問う。

広島、長崎、福島、この場所で起きた出来事を地平線と空に置き換え、影におくる。

この冒頭の文は、私の玄玄天ステートメントですが、今回、如何に進行中のシリーズを、この場所に繋げていけるか?がテーマでもありました。今までに無い難しい空間での展示でしたが、作品の視覚的なイメージと場所との関係は以外にも共鳴していたように思います。
ただ、作品のイメージとして扱った人物達と、自分が訴えかけようとしている狙いとの結びつきやメッセージがどれだけ伝えられているかは、まだまだ改善の余地があると思いました。

遅くなりましたが、改めて実行委員会の皆さま、大変お世話になりました。そして、いわきの皆さま、ご観覧の皆さま、参加作家の皆さま、ありがとうございました。