ポルトプロジェクトのカタログ編集準備、報告書を書きながら今更ながら、やっと冷静にプロジェクトの事を振り返っています。
「アニメから震災以降のアートの行方」という壮大なテーマでしたが、この講演の本題は、やはり震災以降のアートの行方が中心になりました。「この重い問題を私が語ってよいのだろうか?」と原稿を書きながらずっと自問自答してきましたが、私自身、過去に福島でグループ展や個展でお世話になり、色々と想う事がありました。あの3月11日以降経験した事、起きている現実は私達に様々な問い掛けをしている様に思います。
「アニメから震災以降のアートの行方」という壮大なテーマでしたが、この講演の本題は、やはり震災以降のアートの行方が中心になりました。「この重い問題を私が語ってよいのだろうか?」と原稿を書きながらずっと自問自答してきましたが、私自身、過去に福島でグループ展や個展でお世話になり、色々と想う事がありました。あの3月11日以降経験した事、起きている現実は私達に様々な問い掛けをしている様に思います。
過酷な現実を突きつけられた時、私達は極限状態の中で何を考えるのか、、?一人のアーティストとしてアートに何が出来るのか、社会的な役割とは、その根源的な問い掛けを潜在的に抱えながら、私達は様々な立場や国境を越えて考えていかなければならないのでしょう。
答えは今は出せません。
それでも私達は、今まで継続していく作品の中でしか語る事が出来なく、「アートで何が出来るのか、何がアートで出来るのか?」
その問い掛けを胸に、自身と向き合い、作り続ける事が大切なのではないだろうか。
答えは今は出せません。
それでも私達は、今まで継続していく作品の中でしか語る事が出来なく、「アートで何が出来るのか、何がアートで出来るのか?」
その問い掛けを胸に、自身と向き合い、作り続ける事が大切なのではないだろうか。
3時間に及ぶ長丁場、足を運んで頂いた方々、作品資料を貸して頂いた吉田重信さん、今回この様な機会を設けて頂き、通訳をして頂いた高松先生 、本当にありがとうございました。
今回お世話になりました、ミーニョ大学の高松剛史先生のブログです。